聴覚情報処理障害(APD)のサイトにようこそ!!

聞こえづらさを感じる人のために立ち上げました


聴力検査図。APDとは関係なし。


聴力検査で難聴はないはずなのに、言葉がよく聞き取れない。そのような人たちを、聴覚情報処理障害(APD)と呼び、現代社会にかなり多くの人が同じ症状で悩んでいることが指摘されています。しかし、普通の耳鼻科に行っても、聴力は正常だからと言われ、相手にされません。

 

このような悩みを日々感じている人はけっこういます。うまく聞き取れないために、仕事上も自信をなくしてしまっています。自分がAPDであることを認識してもらい、うまく社会で生きていってもらえるように、このサイトを立ち上げました。

APDではないかと思う人は参考にしてもらいたいですし、すでにAPDと言われた人は自分の体験を語ってもらえると嬉しく思います。

聴覚情報処理障害とは何か?


聴力検査機器。


APDには、次のような特徴があります。

  • 音は聞こえるが、言葉が聞き取りづらい。
  • 騒音下で特に聞きづらい。
  • 相手の話声のスピードが速いとついていけない。
  • 複数の人に話しかけられると、どちらの話もわからなくなる。
  • 話を長く聞いていると、集中力が継続しない。
  • 電話の音が聞き取りづらい
  • 学校での先生の声が聞きづらい
  • テレビは字幕がないとわからない

 

 

APDに必要な対応方法

APDそのものは治るものではありません。このため、自分が過ごしやすい環境を整備するのが必要となります。そのため、参考になるようなアドバイスを書きます。

  • 静かな部屋で一対一で話をする
  • 周囲の雑音軽減のために、テレビ、音楽などはとめる
  • 聞き取れないことは何度も繰り返して聞く
  • そのためには、自分のことを周囲に理解してもらう
  • 言葉だけで説明してもらうのではなく、要点はメモなどでももらう
  • 話を聞く仕事や、騒音下での仕事はできるだけ選ばない
  • 名前、会社名などの固有名詞や、数字を聞き間違えやすいので、特に慎重に確認する
  • 学生は、話を聞いて勉強するよりも、本などを利用して目から学ぶほうが効果的である

APDについての情報


APDの理解と支援
編著:小渕千絵、原島恒夫

出版:学苑社 定価:2000円+税

APDについて日本語でまとまった本はこれしかありません。あとは、専門的論文になってしまいます。ぜひ、ご購入ください。


聴覚情報処理障害のWEB記事

NHK WEB NEWSより

当院(ミルディス小児科耳鼻科)も紹介されています。

APDオンライン医療相談はじめました

ネット環境があれば、全国どこからでもオンライン医療相談が受けられます。希望者は、ミルディス小児科耳鼻科の遠隔医療のボタンから入り、詳細をご覧ください。


サイト管理人について


自己紹介させていただきます。東京は足立区北千住の駅で耳鼻咽喉科の院長をしています。耳鼻咽喉科の専門医です。

 

もともとは東北大学で聴覚系を専門に勉強していましたが、今は故郷の東京で開業し、耳鼻咽喉科疾患全般をみています。APDについて耳にしたのをきっかけに、ブログやHPでAPDのことを書いているうちに、頻繁に患者が受診するようになりました。当院に受診してくる患者さんは、聞こえづらさいのに、耳鼻咽喉科医で異常なしと言われてしまうために、切羽詰まった状況です。自分の聞こえづらさの原因を知りたい、今後どうしたらいいのか悩んでいます。

このサイトが悩んでいる多くのAPDの人たちの手助けになればとてもうれしく思います。

 

ミルディス小児科耳鼻科院長 平野浩二